産業用ロボットは、世界中で使用されています。用途は溶接、塗装、バリ取り、研磨、等多岐に渡っています。このロボットの普及は、自動車工場をはじめ多くの工場で使用される事で、生産活動に寄与し、社会に貢献してきました。

現在、世界中で使用されている産業用ロボットは270万台を超えています。このうち日本で使用されているロボットは約35万5千台（2019年）です。 今までは大手工場で使用されてきましたが、今後は中小の工場でも普及が見込まれます。また、サービスロボトでも福祉用、レスキュー用、等　多岐にわたって作成、使用されています。

弊社は、オフラインティーチングソフトウエアRobotWorksを既に15年ほど前から日本で販売してきており、現在は弊社製RoboPathを販売・開発しており、この種のロボットソフトウエアの日本でのパイオニア的な存在と言えます。

ロボットはティーチング（教示）することなしには動く事はできません。ただの鉄くずと言えます。ただ、ひとたび動作を教示しますとスーパーマンを超える働きをします。 何トンという重い重量の荷物を特定の場所に運んだり、箱詰めしたりすることができます。また、非常に微少な部品を別の部品の特定の場所にはめ込むこともできます。

通常ロボットはペンダントという操作用器具（一種の3次元マウス）で直接動作させて教示するのですが、このオフラインティーチングは、PCに内蔵したCAD（3次元図形処理ソフトウエア）を使用して、ロボットの動作を（ロボット先端の位置、姿勢で）特定して教示するソフトウエアです。 従って、ロボットを直接動かさないために（これをオフラインと言います）、資源（ロボット）の無駄遣いしないで済む事ができますし、CADさえ知っていればだれでも操作が簡単にできます。また、CADですのでmm単位以下でも正確に教示ができます。RobotWorksは低価格でこれを実現いたしました。

また、弊社では新規開発のロボットの制御（ロボットの運動制御、ロボットの位置姿勢制御、ロボット振動制御、等）のご支援もお請けしております。更に、ロボットメーカ様のロボットの導入のお手伝い、アプリケーション開発もお請けしております。 また、弊社ではカメラを使用した（アーク、レーザー）溶接の溶接ライントラッキングと最適自動溶接の実現を大きな使命としています。

弊社は、溶接ロボットの力を入れていりまして、2017年日本ロボット工業会によるロボットシステムインテグレータ育成事業による「溶接ライン追跡・制御ロボットシステム」開発を完成して、「WeldPath-1」として販売しております。 また、2011年に「東京都中小企業会助成事業」におきまして「アーク溶接自動化システム」開発を完成し、「WeldPath-2」として販売しております。更に2020年品川区助成事業として「オフラインティーチングソフトウェア」RoboPath開発を完成しております。